地球儀では4月から作業終了後に内職室と交流室と地下室の掃除をメンバー自ら行っています。
もちろんそれまで清掃を担ってきたスタッフも清掃をしますが、主役はメンバーです。
場所ごとに清掃する頻度が異なり、ざっくり毎日清掃するところと月1で清掃するところに分かれています。
清掃分担表が内職室と交流室にぶらさげてあります。
メンバーは自分たちで話し合って役割分担を決めて、各自自分の担当の清掃を行います。
じつはこの清掃にはいろんな狙いあり、願いが込められています。
地球儀は言ってみれば、いろんなメンバーが活躍するステージです。
作業をしに来ている人はもちろん、
調理員さんと一緒に料理をする人、
けいおん同好会を仲間でエンジョイする人、
などなど、地球儀はメンバーがそれぞれに自主的に多様な活動をして輝く舞台なのです。
その舞台、すなわち自分が活躍するプラットフォームである地球儀をメンバー自ら掃除しましょう。
すぐれたスポーツ選手は自分の活躍する場だったり、自分の道具だったりをたいせつにして心を込めて手入れします。
そうしたことを日々重ねることは、きっとどこへ行っても役に立つと地球儀は考えています。
自分が働く場所をたいせつにできる人になってほしい、
働く場所を自分の手でキレイにできる人になってほしい、
そういう地球儀の思いが詰まっています。
また清掃はみんなでやるもの、清掃を通じてチームワークも養ってほしいのです。
スタッフに言われたから床を拭くというのではなく、
メンバー自ら自分たちで話し合って役割を決めて、なにかあれば助け合う。
たかが掃除ではないのです。地球儀では、清掃をいろんな能力を養う機会ととらえています。
毎日清掃しているので基本そんなに汚れていません。大掃除などに比べると負担はぐっと小さいはずです。
自分で使うとき自然と汚さないようになります。また汚しても自分ですぐにキレイにしたい。
そんな人がいたらスマートでかっこいいと思いませんか?
掃除を通じてメンバーの心構えが変わるかもしれない。地球儀はそんなふうにも思います。
清掃が終わったら円卓でお菓子を囲んでおしゃべりタイム。
スタッフとメンバーがたのしくおしゃべりする時間です。
ときに厳しく、ときにたのしく。
地球儀をいろんな能力を伸ばす場として活用してほしいのです。
地球儀もまた大きな器となって、いろんな機会を提供できるよう日々精進しています。