10/4地球儀の交流室でクラフトワークショップを行いました。
3名のスタッフと大勢のメンバーさんが集まりました。
この日の主役はワックスペーパーです。
ワックスペーパーは表面に蝋をコーティングしたつやつやした紙で
使っていくにつれて味わいが出てくる紙です。
きょうはまずワックスペーパーを手づくりして、そのワックスペーパー
で小物をつくります。
まず「蝋引き」という作業をします。蝋引きとは紙の表面に蝋を
染み込ませることを言います。
一番下にクッキングシート(写真の白くて薄い紙)を敷いて、その上に
蝋引きしたい紙を敷きます。紙の上に削った蝋を散らします。
その上からクッキングシートをかぶせます。
一番上のクッキングシートの上からアイロンをかけます。
温度は低温がちょうどいい感じでした。
スタッフTさんが手を取って力加減をつかめるようサポートしてくれます。
ぎゅっとアイロンを抑える感じです。白い蝋が溶けて透明になります。
さあ、できあがったワックスペーパーを使ってポチ袋をつくりましょう。
ワックスペーパーを折ったり、切ったり、両面テープで留めたり…
なんだか内職作業みたいな工程を経るとポチ袋の出来上がり。
ちょっと小さく写ってますけれど、手元にあるのがポチ袋。
無造作に押してあるスタンプがSさんの洋服の柄となんだか似ています。
こちらが小さな箱でございます。
折る手順は調理員のHさんが教えてくれました。
ことばだけ聞くと箱をつくるのは難しいですが、すぐそばでやってみせて
もらうとわりとスムーズにつくることができました。
私は家に帰って卓上の小物を箱に入れてみました。
私も参加しましたけれど、蝋を引くだけでふつうの紙が雰囲気のある
おしゃれな紙になりました。ワックスペーパーを使って、ほかにもいろんな
アイテムを作ってみたいなと思いました。